Shuhei Kagawa

OpenGL のブレンディング方法について

@2009-08-02 19:03 - C/C++, OpenFrameworks

OpenFrameworks が iPhone 上で動くというので、触ってみています。ついこの前、Objective-C やりますと書きましたが、最近 C++ がマイブームなので・・・。

そこで調べてみた OpenGL のブレンディングについてメモ。一言で言うと、ブレンディングとは画像に画像を合成することです。Photoshopなどでは、レイヤーとレイヤーの画像の合成の方法をブレンドモードと言っていますね。OpenGL では自分で書く訳ですから、ブレンディングの方法をさらに柔軟に指定できます。

まずは有効に

ブレンディングを有効にするには以下の関数を呼ばなければなりません。

glEnable(GL_BLEND);

設定関数

ブレンドする二つの画像を source と destination とします。OpenGLでは、これから描くのがsource、destinationはフレームバッファ上の画像だそうです。

glBlendFunc

glBlendFunc では、それぞれの画像の RGBA にかける係数を設定します。下記は一例です。

  • GL_ONE RGBA 全てを0にする
  • GL_ZERO RGBA 全てそのまま
  • GL_SRC_ALPHA RGBA 全てに source のAをかける

glBlendEquation

glBlendEquation では、画像同士のRGBAを合成する方法を設定します。

  • GL_FUNC_ADD 足す
  • GL_FUNC_SUBTRACT sourceからdestinationを引く
  • GL_FUNC_REVERSE_SUBTRACT destinationからsourceを引く
  • GL_MAX 大きい方をそのまま使う
  • GL_MIN 小さい方をそのまま使う

その他

iPhone では glBlendEquation ではなく glBlendEquationOES を使いますが、働きは同じもののようです。また glBlendFuncglBlendEquation では RGBA 全てを一緒に設定しますが、 glBlendFuncSeparateglBlendEquationSeparate を用いると RGB と Alpha を別々に設定できるようです。

実例

Additive blending

光の表現に。暗めの色を重ねていくと、ぼんやりと光るようないい感じになります。

glBlendEquationOES(GL_FUNC_ADD);  // デフォルトは GL_FUNC_ADD のようで必要ないかも
glBlendFunc(GL_ONE, GL_ONE);
// glBlendFunc(GL_ONE, GL_ONE_MINUS_SRC_COLOR); // こっちの方がいい感じになるとか・・・。

フェードアウト

もっといい方法があるかもしれませんが、他にやり方が思いつかなかったので。

glBlendEquationOES(GL_FUNC_REVERSE_SUBTRACT_OES);  // 暗くするため、元画像から引く
glBlendFunc(GL_ONE, GL_ONE);  // そのまま
ofSetColor(10, 10, 10, 0);  // 少しずつ暗くします
ofRect(0, 0, ofGetWidth(), ofGetHeight());  // 画面全体に適用します